初任給で母に贈る実用的プレゼント5選｜選び方と相場のポイントも解説

社会人として初めて受け取る初任給。その記念すべき最初のお給料で、お母さまに感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りたいと考える方は多いのではないでしょうか。

この記事では、初任給でお母さまに贈る実用的なプレゼントの選び方から、予算の相場やおすすめの商品カテゴリーまで詳しく解説します。さらに、贈るタイミングやマナー、最近人気の体験ギフトの魅力もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

お母さまに贈る初任給プレゼント選びのポイント

初任給でお母さまにプレゼントを贈る際は、感謝の気持ちが伝わりつつ、実用性も兼ね備えたアイテムを選ぶことが大切です。

新社会人として初めて自分で稼いだお金でプレゼントを選ぶ際の重要なポイントを、5つの視点から詳しく解説します。

• 背伸びしすぎない1万円前後の予算で選ぶ
• 日常使いできる実用性を重視する
• 少し贅沢なケア・癒やし系アイテムで特別感を演出
• 名入れやメッセージカードで感謝を可視化する
• 体験ギフトで思い出を共有するのもアリ

背伸びしすぎない1万円前後の予算で選ぶ

初任給でプレゼントを贈る際の予算は、手取り額の約10％程度が目安とされています。

2024年の大学卒初任給の平均は男性で25.1万円、女性で24.5万円（厚生労働省「賃金構造基本統計調査」）であり、この場合の手取りは約19〜20万円となるため、手取り額の約10％を目安とすると、1.5万円〜2万円程度の予算が現実的でしょう。

無理をして高額なプレゼントを選ぶよりも、予算内で心を込めて選んだアイテムの方が、お母さまにとっては嬉しいものです。大切なのは金額ではなく、感謝の気持ちを込めて選ぶこと。1万円前後の予算でも、十分に喜んでもらえる素敵なプレゼントは見つかります。

日常使いできる実用性を重視する

50代のお母さま世代には、普段の生活で実際に使えるアイテムが喜ばれる傾向があります。特に、毎日使うものを少しグレードアップしたものや、家事や仕事を楽にしてくれるアイテムは好評です。

例えば、キッチンで使う調理器具、持ち歩き用の小物、日常のケアアイテムなど、「もらったその日から使える」実用性の高いプレゼントがおすすめです。実用的なアイテムは長く愛用してもらえるため、プレゼントした時の思い出も一緒に長く残るという利点があります。

ただし、実用性を重視しすぎて「いかにも家事用品」といったアイテムになってしまうと、お母さまに負担感を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。

少し贅沢なケア・癒やし系アイテムで特別感を演出

お母さま世代は、自分のために贅沢品を購入することを遠慮しがちです。そのため、「自分では買わないけれど、もらったら嬉しい」癒し系アイテムは初任給プレゼントとして最適です。

具体的には、高品質なハンドクリームセット、温熱機能付きのマッサージグッズ、アロマ関連のアイテムなどが人気です。これらは日常的に使えるうえ、使うたびに「子どもからの贈り物」として特別感を感じてもらえます。

お母さまの世代は、美容や健康への関心も高いため、日頃の疲れを癒し、リラックスできるアイテムを選ぶと、「いつも頑張っているお母さまをいたわりたい」という気持ちも伝わりやすくなります。

名入れやメッセージカードで感謝を可視化する

初任給でのプレゼントは、モノの価値以上に「感謝の気持ち」を伝えることが重要です。名前や日付を刻印できるアイテムを選んだり、手書きのメッセージカードを添えたりすることで、より特別感のあるプレゼントになります。

特に名入れサービスがあるアイテム（エプロン、タンブラー、小物入れなど）は、世界に一つだけの特別なプレゼントとして記念に残ります。メッセージカードには、これまでの感謝の気持ちや、社会人としての抱負などを素直な言葉で書くと良いでしょう。

「ありがとう」の気持ちを可視化することで、プレゼントを受け取ったお母さまにとって、より心に残る贈り物になります。

体験ギフトで思い出を共有するのもアリ

最近では、モノではなく「体験」を贈る体験ギフトも人気が高まっています。特に、お母さまと一緒に楽しめる食事体験や温泉体験は、プレゼントとしてだけでなく、親子の時間を共有できる貴重な機会にもなります。

体験ギフトは、モノが増えないため贈られる側も気兼ねなく受け取れるうえ、特別な思い出として長く心に残るという利点があります。また、初任給という人生の節目に、お母さまと過ごす特別な時間は、きっと双方にとって忘れられない思い出になるでしょう。

忙しい日常を離れて、ゆっくりとした時間を過ごせる体験ギフトは、感謝の気持ちを伝える手段としても効果的です。

お母さまに喜ばれる実用的プレゼント5選

ここからは、初任給でお母さまに贈るプレゼントとして特におすすめの実用的なアイテムを、5つのカテゴリーに分けてご紹介します。

それぞれ異なる特徴を持ったアイテムですので、お母さまの好みやライフスタイルに合わせて選んでみてください。

• 名入れエプロン（撥水・速乾タイプ）
• 高保湿ハンドクリーム＆ハンドマスクセット
• ミニ財布（スリム三つ折りレザー）
• 温熱機能付きマッサージクッション
• スマート温度調節タンブラー

名入れエプロン（撥水・速乾タイプ）

料理好きのお母さまには、名前やメッセージを刺繍できる高品質なエプロンがおすすめです。撥水・速乾機能付きのものを選べば、汚れにくく乾きやすいため、毎日の料理がより快適になります。

名入れエプロンの魅力は、実用性と特別感を兼ね備えている点です。毎日キッチンで使うたびに、「子どもからの贈り物」として温かい気持ちになってもらえるでしょう。カラーバリエーションも豊富で、お母さまの好みに合わせて選べます。

価格帯は3,000円〜8,000円程度で、初任給のプレゼント予算にもぴったり。デザインは、シンプルで上品なものから、少し華やかなものまで幅広く選択可能です。

高保湿ハンドクリーム＆ハンドマスクセット

50代のお母さま世代は手の乾燥が気になる年代のため、高品質なハンドケアセットは非常に喜ばれるプレゼントです。普段使いのハンドクリームに加え、週1回のスペシャルケア用のハンドマスクがセットになったものが人気です。

特に、シアバターやヒアルロン酸など保湿成分が豊富に配合されたものや、香りが上品なものを選ぶと特別感が演出できます。パッケージがおしゃれなものなら、洗面台に置いているだけでも気分が上がります。

価格帯は2,000円〜6,000円程度。毎日手に取って使うアイテムなので、使うたびに贈り主のことを思い出してもらえるという点でも優秀なプレゼントです。

ミニ財布（スリム三つ折りレザー）

コンパクトで使いやすいミニ財布は、外出時の荷物を減らしたい女性に大変人気のアイテムです。特に、本革製のスリムな三つ折りタイプは、上品さと実用性を兼ね備えています。

カードポケットが充実しているものや、小銭入れが使いやすい設計のものを選ぶのがポイント。お母さま世代が日常的に使うカード類（クレジットカード、ポイントカード、診察券など）がスマートに収納できるものがおすすめです。

価格帯は5,000円〜15,000円程度と幅広く、初任給の予算に合わせて選択可能。長く愛用してもらえるアイテムのため、プレゼントした時の思い出と一緒に長期間使ってもらえるのが魅力です。

温熱機能付きマッサージクッション

家事や仕事で疲れがちなお母さまには、温熱機能付きのマッサージクッションが特に喜ばれます。肩や腰など気になる部位に当てるだけで、手軽にマッサージができる優れものです。

最近のマッサージクッションは、コンパクトでリビングに置いても違和感のないデザインのものが多く、使わない時はインテリアとしても楽しめます。リモコン付きで操作が簡単なものや、タイマー機能付きで安全性の高いものを選ぶと良いでしょう。

価格帯は6,000円〜12,000円程度。「日頃の疲れを癒してほしい」という想いが込められた、心温まるプレゼントになります。

スマート温度調節タンブラー

飲み物の温度を自動で調節してくれるスマートタンブラーは、コーヒーや紅茶をよく飲むお母さまに最適です。設定した温度を保ってくれるため、いつでも美味しい温度で飲み物を楽しめます。

保温・保冷機能が優秀で、真空断熱構造により長時間温度をキープ。オフィスでも自宅でも使えるため、日常的に愛用してもらえるでしょう。名入れサービスがあるブランドも多く、特別感をプラスできます。

価格帯は4,000円〜10,000円程度。最新テクノロジーを取り入れたアイテムのため、新社会人からの「時代に合ったプレゼント」として印象に残りやすいのも特徴です。

贈るタイミングとマナー

初任給でプレゼントを贈る際は、適切なタイミングとマナーを守ることで、より感謝の気持ちが伝わりやすくなります。

社会人として初めてのプレゼントだからこそ、しっかりとしたマナーで贈りたいものです。

• 給料日直後〜1か月以内がベスト
• プレゼントと一緒に手書きの手紙を添える

給料日直後〜1か月以内がベスト

初任給プレゼントを贈る最適なタイミングは、給料日から1か月以内です。初任給を受け取った直後の感動や喜びが残っているうちに贈ることで、より特別感を演出できます。

特に、給料日の週末や、母の日、お母さまの誕生日など記念日と重なる場合は、そのタイミングに合わせて贈ると良いでしょう。また、家族が揃う食事の場やリラックスした時間帯を選ぶことで、感謝の気持ちを伝えやすい雰囲気を作ることができます。

あまり時間が経ちすぎると「初任給で」という特別感が薄れてしまうため、なるべく早めに準備を進めることをおすすめします。計画的に準備すれば、より心のこもったプレゼントを選ぶことができるでしょう。

プレゼントと一緒に手書きの手紙を添える

初任給プレゼントには、必ず手書きのメッセージや手紙を添えることをおすすめします。デジタル化が進む現代だからこそ、手書きの文字には特別な温かみがあります。

手紙の内容は、これまでの感謝の気持ち、社会人として新たなスタートを切る抱負、お母さまへの愛情などを素直な言葉で表現しましょう。長文である必要はなく、心からの感謝が伝わる内容であることが大切です。

例文としては、「お母さま、いつも支えてくれてありがとうございます。社会人として頑張るので、これからもよろしくお願いします」のようなシンプルでも心のこもった言葉で十分です。手書きの文字そのものが、お母さまにとって何よりの贈り物になるでしょう。

体験ギフトという新しい選択肢も

近年注目されている「体験ギフト」は、モノではなく特別な時間や思い出を贈る新しいギフトスタイルです。

初任給プレゼントとしても非常に適しており、従来のプレゼントとは異なる魅力があります。

• モノが増えず思い出が残る
• 日程変更が自由で忙しいお母さまにも最適
• 家族で一緒に楽しめるプランも豊富

モノが増えず思い出が残る

体験ギフトの最大の魅力は、物理的なモノは増えないのに、心に残る特別な思い出を作れることです。50代のお母さま世代は、既に必要なモノは大体持っているため、新しいモノを増やすことに抵抗を感じる方も少なくありません。

エステ体験、レストランでの食事、温泉での癒し体験など、体験ギフトなら「特別な時間」をプレゼントできます。体験中に感じる喜びや感動は、モノとは違った価値を持ち、何年経っても色褪せない思い出として心に残り続けます。

また、体験の様子を写真に撮ったり、体験後に感想を話し合ったりすることで、プレゼントをきっかけとした新たなコミュニケーションも生まれるでしょう。

日程変更が自由で忙しいお母さまにも最適

多くの体験ギフトは利用期間が6か月程度設定されており、お母さまの都合に合わせて自由に日程を選ぶことができます。仕事や家事で忙しいお母さまにとって、この自由度の高さは大きなメリットです。

急な用事が入っても日程変更が可能なため、「せっかくのプレゼントを無駄にしてしまう」という心配がありません。お母さまが本当にリラックスできるタイミングで体験を楽しんでもらえるため、プレゼントの価値を最大限に活かせるのも特徴です。

また、利用券の有効期限内であれば、お母さまの体調や気分に合わせて最適なタイミングを選択できるため、より満足度の高い体験を提供できるでしょう。

家族で一緒に楽しめるプランも豊富

体験ギフトには、2名様以上で楽しめるプランが豊富に用意されています。初任給プレゼントの場合、お母さまと一緒に体験を共有することで、より深い絆を築くことができます。

例えば、レストランでの食事体験なら、普段はなかなかできない特別な時間を親子で過ごせます。温泉体験なら、日頃の疲れを一緒に癒しながら、ゆっくりと会話を楽しむことができるでしょう。

一緒に過ごす時間そのものが、何よりも価値のあるプレゼントになります。社会人として忙しくなっても、こうした特別な時間を意識的に作ることで、家族関係をより良好に保つことができるでしょう。

JTB「してね」なら、大切な人に感動体験を贈れる

JTB「してね」は、以下のような特徴を持った体験型のギフト券サービスです。

• 商品は贈る側が選ぶ
• 紙ベースのメッセージカードと一緒にギフト券が届く
• 全国各地の商品がラインナップされている
• 受取側は追加代金不要で利用できる（休前日を除く）

ギフト券の内容を贈る側が選ぶことで、「前から行きたいと言っていた沖縄のホテルを結婚祝いとしてプレゼント」など、相手に想いを込めたギフトが可能となります。

購入自体はデジタルで気軽にできる一方、贈り先には以下のような紙ベースのギフト券とメッセージカードが届くため、感謝の想いを「形」で伝えられる点も、「してね」の大きな特徴です。

商品ラインナップは全都道府県を網羅しているためお住まいの地域を問わずに利用でき、半年間の有効期限の中で受取側の都合で利用日が選べます。

また、旅行プランであっても季節による料金変動の影響を受けず、追加料金なしで利用できる（休前日を除く）点も、大きなポイントです。

公式HPはこちら

「してね」の詳細や利用方法は、こちらの記事でご確認ください。

大切な人に感動体験を贈れるJTB「してね」とは？その魅力と利用手順を紹介

JTBが提供するソーシャルギフトサービス「してね」を知っていますか？ 「してね」は、美味しいと評判のレストランやゆったりくつろげる温泉施設など、相手のために選びぬいたおすすめの体験プランを贈ることができる、新しいギフトサービスです。 「両親への感謝の言葉は照れくさくて言えずにいる」 「特別な日のサプライズプレゼントを探している」 「ありきたりなプレゼントはつまらない」 こんな悩みを持っている方は、ぜひJTBのソーシャルギフトサービス「してね」をチェックしてみてください。 きっと希望にぴったりの体験プランが見つかりますよ。

jtb-gift.com

2025.01.10

お母さまへの初任給プレゼントにおすすめの体験ギフト

ここからは、初任給プレゼントとして特におすすめの体験ギフトを3つご紹介します。

いずれも1万円〜1万5千円程度の予算で楽しめる上質な体験で、お母さまに喜んでいただけること間違いなしです。

京都/グランカフェフォション（フォションホテル京都）/2名様 ランチプランフランス料理+ワンドリンク付」

京都の美しい景観を望みながら、本格フランス料理を楽しめる贅沢なランチ体験です。

フォションホテル京都の最上階にあるエレガントな空間で、フランスと京都のガストロノミーが融合した特別なメニューを堪能できます。東山を一望できるゴージャスな空間は、普段味わえない非日常感を演出してくれるでしょう。

天井から下がる印象的なオブジェに彩られたダイニングは、一瞬でフォションの世界観へ誘います。お母さまとの特別な時間を、上質なフランス料理と共に過ごしていただけるプランです。

福島/ホテル華の湯/2名様 日帰り入浴≪昼食付≫

30種類もの多彩な温泉と美味しい昼食で、心身ともにリフレッシュできる癒し体験です。

源泉温度53℃の天然温泉は、一日約615トンもの豊富な湯量を誇り、保湿効果の高い「美人の湯」として親しまれています。展望ひのき癒しの湯と庭園露天風呂の2か所で、時間により男女交代制となるため、様々なお風呂を楽しめるのが魅力です。

創作和食膳の昼食付きで、温泉とお食事の両方を満喫していただけます。清流と自然に囲まれたリゾート旅館で、日頃の疲れを癒していただきましょう。

東京/ソティス（シェラトン都ホテル東京）/1名様 エステ≪ボディパーツトリートメント40分≫

パリ発祥の本格エステで、お肌と心に極上の癒しを提供する贅沢な体験です。

白金台の大人の隠れ家で味わう本場フランスのソワンエステ「ソティス インスティテュート 白金」は、2023年4月にオープンしたばかりの新しいサロンです。肩や背中、足元や手元など、特に疲れの溜まっている箇所を選んで重点的にケアする40分のショートトリートメントプランです。

日頃頑張っているお母さまに、プロの手による本格的なマッサージで心身ともにリラックスしていただけます。

まとめ

初任給でお母さまに贈るプレゼントは、金額よりも感謝の気持ちを込めて選ぶことが最も大切です。

1万円前後の予算でも、実用性と特別感を兼ね備えたアイテムや、心に残る体験ギフトなど、喜んでもらえるプレゼントは数多くあります。手書きのメッセージを添えて、社会人としての第一歩を踏み出した感謝と決意を伝えましょう。

モノを贈るか体験を贈るかに関わらず、お母さまのことを思いながら選んだプレゼントは、きっと心に響く特別な贈り物になるはずです。

この記事でご紹介したおすすめギフト

• 京都/グランカフェフォション（フォションホテル京都）/2名様 ランチプランフランス料理+ワンドリンク付
• 福島/ホテル華の湯/2名様 日帰り入浴≪昼食付≫
• 東京/ソティス（シェラトン都ホテル東京）/1名様 エステ≪ボディパーツトリートメント40分≫