旅行好きな60代のご夫婦へのプレゼントは、「快適さ」と「旅の思い出を彩ること」が喜ばれるポイントです。
長時間の移動をサポートする上質なアイテムや、帰宅後に旅の余韻を楽しめるグッズは、二人の大切な時間をより豊かなものにしてくれます。
この記事では、そんな60代夫婦の旅行シーンに合わせたプレゼントの選び方と、具体的なおすすめアイテム6選を詳しく解説。「旅行そのもの」を贈る体験ギフトもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
旅行好きな60代夫婦へのプレゼント選び方|2つの時間軸で考える
旅行関連のプレゼントを選ぶ際は、「旅行中に使っていただきたい」か「旅行後に使っていただきたいか」という2つの時間軸で考えると、より気の利いた贈り物が見つかりやすいです。
アクティブに旅を楽しめる一方、体力的な配慮も必要になる60代。それぞれのシーンを豊かにするアイテムという視点で整理すると、相手のニーズにぴったり合うプレゼントが選びやすくなります。
- 【旅行中】体力や好みを考慮し快適な旅をサポートするアイテムを
- 【旅行後】夫婦の思い出を形にして共有するアイテムを
- 定番品は避けるべき?プレゼント選びの注意点
【旅行中】体力や好みを考慮し快適な旅をサポートするアイテムを
60代になると、若い頃と比べて長時間の移動や慣れない環境での宿泊に体力を使うようになります。そのため、旅の道中や滞在先での快適性を高めるアイテムが特に喜ばれます。
例えば、軽量で機能的なトラベルバッグや、長時間の歩行をサポートする高機能なウォーキングシューズなどは実用的なギフトです。
重要なのは、単に便利なだけでなく「品質が良く、長く使える」こと。デザイン性と機能性を兼ね備えた上質なアイテムが評価されるでしょう。夫婦でペアやお揃いで使えるものなら、旅の楽しさも倍増します。
【旅行後】夫婦の思い出を形にして共有するアイテムを
旅の楽しさは、帰宅後も続きます。撮りためた写真を見返したり、旅の思い出を語り合ったりする時間は、60代夫婦にとって大切なひとときです。
こうした「旅の余韻を楽しむ時間」を充実させるアイテムも、素敵なプレゼントになります。
例えば、デジタルフォトフレームがあれば旅先で撮った写真をスライドショーで楽しめますし、上質なノートと万年筆のセットは、次の旅行計画を夫婦で相談しながら書き込む楽しみも生まれます。
定番品は避けるべき?プレゼント選びの注意点
相手が60代である場合、注意すべきは「ありきたりなものは既に持っている可能性が高い」という点です。一般的なスーツケースやネックピローなどの定番旅行グッズは、既にお気に入りのものを持っていると考えましょう。
そこで大切なのは、「上質さ」や「ペアで使える」という付加価値を意識すること。同じトラベルバッグでも、軽量で丈夫な最新素材を使用したものや、夫婦でお揃いにできるユニセックスデザインのものなら、既存のアイテムと差別化できます。
旅行好きな60代夫婦へ贈るおすすめプレゼント6選
それでは、上記の選び方を踏まえて、旅行好きな60代夫婦に本当に喜ばれるプレゼントを具体的にご紹介します。
「旅行中に使える」アイテムと「旅行後に使える」アイテムに分けて、それぞれの魅力を詳しく解説します。
- 【旅行中に使える】移動と滞在を上質にする快適アイテム4選
- 【旅行後に使える】思い出を形に残し語り合うためのアイテム2選
【旅行中に使える】移動と滞在を上質にする快適アイテム4選
まずは、旅行中の快適性を高めるアイテムからご紹介します。
お揃いで持ちたい折り畳み式トラベルバッグ
旅先でお土産が増えた時に活躍する折り畳み式トラベルバッグは、通常のバッグとは異なり「サブバッグ」として新たな価値を提供できるアイテムです。
最新の折り畳み式バッグは、手のひらサイズに収納できるポケッタブル仕様でありながら、広げると20~30リットルの容量を確保。撥水加工された軽量ナイロン素材で、キャリーケースのハンドルに通せるベルト付きなら、空港での移動も楽になります。
夫婦でお揃いにする場合は、ネイビーとワインレッド、カーキとベージュなど、品良く持てる色違いがおすすめ。旅行好きな方でも意外と持っていない、便利なサブアイテムとして喜ばれるでしょう。
移動や滞在先を快適にするリラックスウェア
飛行機や新幹線での長時間移動や、ホテルの部屋でくつろぐ時間を快適にする上質なリラックスウェアも喜ばれるギフトです。
肌触りの良いコットンやモダール素材のカーディガンは、機内の冷房対策にもなり、ホテルでの羽織りものとしても活躍します。また、ストレッチ性のある素材を使用したルームウェアは、長時間座っていても疲れにくく、部屋着としても外出着としても使える万能アイテムです。
夫婦でペアにする場合は、同じデザインでサイズ違いを選ぶと統一感が出ます。素材の良さにこだわった日本製のものなら、長く愛用してもらえるでしょう。
散策がもっと楽しくなる高機能ウォーキングシューズ
旅先での街歩きを快適にする、軽くてクッション性の高いウォーキングシューズは、60代の足元をしっかりサポートします。
重要なのは、長時間歩いても疲れにくい設計であること。衝撃吸収性の高いソールや、足にフィットする立体的なインソール、通気性の良いメッシュ素材などを採用したものがおすすめです。また、脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプや、マジックテープで調整できるタイプも人気があります。
夫婦でお揃いにする場合は、同じモデルの色違いやサイズ違いを選ぶと良いでしょう。有名スポーツブランドのシニア向けラインなら、機能性とデザイン性を両立できます。
ペアで持ちたい高機能な水筒・タンブラー
旅行中の水分補給は、特に60代にとって健康管理の重要なポイントです。保温・保冷力が高く、軽量で持ち運びやすい水筒やタンブラーは実用的な贈り物になるでしょう。
容量は、350ml~500ml程度が持ち歩きに便利。最新の真空断熱技術を使用したものなら、朝入れた飲み物が夕方まで適温を保てます。また、ワンタッチで開けられるタイプや、持ち手付きのものなど、使いやすさにこだわった設計のものを選ぶと失敗しません。
夫婦でペアにする場合は、名入れサービスを利用するのも素敵です。イニシャルや記念日を刻印すれば、世界に一つだけの特別なギフトになります。
【旅行後に使える】思い出を形に残し語り合うためのアイテム2選
旅から帰った後も、その思い出を大切にできるアイテムは、60代夫婦の日常に彩りを添えます。続いては、旅の記憶を形に残し、夫婦の会話を豊かにする2つのアイテムをご紹介します。
旅の写真をいつでも楽しめるデジタルフォトフレーム
撮りためた旅の写真をスライドショーで楽しめるデジタルフォトフレームは、60代夫婦への人気プレゼントの定番です。
Wi-Fi接続でスマートフォンから簡単に写真を転送できるモデルなら、操作も簡単。8~10インチの画面サイズなら、リビングに置いても邪魔にならず、写真も見やすいサイズです。人感センサー付きのものなら、人が近づいた時だけ自動で電源が入るため、電気代の心配もありません。
特におすすめなのは、カレンダーや時計機能も備えたモデル。日常的に使えるため、旅の写真を見る機会も自然と増えます。夫婦で撮った思い出の写真が次々と表示されれば、「あの時は楽しかったね」と会話のきっかけにもなるでしょう。
次の旅行計画にも使える上質なノート・万年筆
旅の思い出を綴ったり、次の旅行計画を立てたりするための上質な文房具は、デジタル時代だからこそ価値のある贈り物です。
革製のカバーが付いた高級ノートや、書き心地の良い万年筆は、「手で書く」という行為そのものを特別な時間に変えてくれます。
旅先で感じたことをその場で書き留めたり、帰宅後にゆっくりと旅行記を綴ったりと、使い方は自由自在。夫婦で1冊のノートを共有し、それぞれの視点で旅の記録を残すのも素敵です。
「体験ギフト」で旅行そのものを贈るという選択肢も
ここまでモノのプレゼントをご紹介してきましたが、「旅行そのものを贈る」という体験ギフトも、60代夫婦への贈り物として注目されています。
旅行自体のプレゼントには以下のような魅力があり、おすすめです。
- モノは増えず心に残る思い出だけを贈れる
- 新しい旅への「きっかけ」をプレゼントできる
- 「いつ行こうか」と計画する時間もプレゼントになる
モノは増えず心に残る思い出だけを贈れる
60代になると、必要なものは大体揃っているという方も多く、「これ以上モノを増やしたくない」と考える方も少なくありません。今回ご紹介したアイテムに関しても、すでにお気に入りを持っている可能性も高いです。
その点、体験ギフトという形式で旅行を贈れば、お相手が旅行好きということもあり、喜んでくれること間違いなしなのではないでしょうか。温泉旅館での贅沢な時間や、有名ホテルでの優雅な食事は、夫婦の絆をより深めてくれるでしょう。
新しい旅への「きっかけ」をプレゼントできる
旅行好きの程度にもよります、中には旅行は好きだけど日常生活の中で次の旅へのきっかけが掴みにくいという方もいらっしゃいます。
「行きたい場所はあるけれど、なかなか計画が立てられない」という方にとって、体験ギフトは背中を押してくれる存在に。普段は選ばないような宿泊先は、新しい発見のきっかけになるでしょう。
「いつ行こうか」と計画する時間もプレゼントになる
体験ギフトの魅力は、実際に体験するまでの「計画を立てる時間」も含まれていることです。
ギフトを受け取ってから、「どの季節に行こうか」「記念日に合わせようか」と夫婦で相談する時間は、それ自体がワクワクする楽しいひととき。ガイドブックなどで現地の情報を調べたり、スケジュールを調整したりする過程も、プレゼントの一部として楽しんでもらえます。
JTB「してね」なら、大切な人に感動体験を贈れる
JTB「してね」は、以下のような特徴を持った体験型のギフト券サービスです。
- 商品は贈る側が選ぶ
- 紙ベースのメッセージカードと一緒にギフト券が届く
- 全国各地の商品がラインナップされている
- 受取側は追加代金不要で利用できる(休前日を除く)
ギフト券の内容を贈る側が選ぶことで、「前から行きたいと言っていた沖縄のホテルを結婚祝いとしてプレゼント」など、相手に想いを込めたギフトが可能となります。
購入自体はデジタルで気軽にできる一方、贈り先には以下のような紙ベースのギフト券とメッセージカードが届くため、感謝の想いを「形」で伝えられる点も、「してね」の大きな特徴です。
商品ラインナップは全都道府県を網羅しているためお住まいの地域を問わずに利用でき、半年間の有効期限の中で受取側の都合で利用日が選べます。
また、旅行プランであっても季節による料金変動の影響を受けず、追加料金なしで利用できる(休前日を除く)点も、大きなポイントです。
「してね」の詳細や利用方法は、こちらの記事でご確認ください。

JTB「してね」で贈れるおすすめの体験ギフト
最後に、JTB「してね」から60代夫婦におすすめの体験ギフトを3つご紹介します。
北海道/キキ知床 NATURAL RESORT/ペア1泊2食付
2023年にリニューアルオープンした大浴場とサウナで、知床の四季を贅沢に感じられる宿泊プランです。
装い新たに生まれ変わった温泉は、景色を取り込むように窓が大きく開き、木々が目の前に広がるオープンエアの環境。瑞々しい草木の香りに包まれて、森林浴気分に浸りながらお楽しみいただけます。
世界自然遺産・知床の大自然に囲まれた立地で、60代夫婦がゆったりと過ごすのに最適な環境と言えるでしょう。バイキング形式の食事も、北海道の新鮮な食材を使った料理が並び、満足度の高い内容となっています。
宿泊プラン | 2名様 平休日1泊2食付 |
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住所 | 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192 |
利用客室 | ≪南ウイング≫ツイン(禁煙) |
夕食 | バイキング/レストラン |
朝食 | バイキング/レストラン |
URL | http://kikishiretoko.co.jp/ |
kiki_shiretoko |
群馬/湯宿 季の庭(共立リゾート)/ペア1泊2食付
全室温泉露天風呂付きで、宿にいながら名湯・草津温泉の23種類の湯めぐりを楽しめる贅沢な宿泊プランです。
草津温泉を見下ろす高台に建ち、館内は心地よい畳敷き。2種類の源泉を持ち、2ヶ所の大浴場と3つの貸切風呂、さらに全室に温泉露天風呂が付属しており、まさに温泉三昧を満喫できる60代夫婦にぴったりの宿です。
お部屋は露天風呂付きの和室ベッドタイプで、足腰に負担をかけずにくつろげる設計。会席料理の夕食も、地元の食材を使った本格的な内容で、温泉と食事の両方を堪能できます。
宿泊プラン | 2名様 平休日1泊2食付 |
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住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津白根464-214 |
利用客室 | 露天風呂付和室ベッド(禁煙・お部屋に内風呂なし・シャワーブースのみ) |
夕食 | 会席/食事処 |
朝食 | 和食/食事処 |
URL | https://dormy-hotels.com/resort/hotels/tokinoniwa/ |
三重/ホテルヴィソン/ペア1泊2食付
食と癒しの大型複合リゾートで、広大な敷地内に約70店舗が集結する新しいタイプの滞在型施設です。
三重の山海の幸を提供する産直市場、カフェ、バルなど、町歩きを満喫できる環境が整っており、広々としたテラスを備えた客室でプライベートな時間を過ごしながら、敷地内の散策も楽しめます。
伊勢神宮まで車で約20分、熊野古道まで車で約40分という立地で、観光の拠点としても便利。アクティブな60代夫婦に最適なプランと言えるでしょう。夕食は和食、イタリアン、すき焼きから選べるため、好みに合わせた食事を楽しめます。
宿泊プラン | 2名様 平休日1泊2食付 |
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住所 | 三重県多気郡多気町ヴィソン672-1ホテルヴィソン |
利用客室 | ≪ホテル棟≫テラスツイン(禁煙) |
夕食 | 和食またはイタリアンまたはすき焼き/レストラン |
朝食 | 和食またはイタリアンまたはベーカリー/レストラン |
URL | https://vison.jp/ |
vison_com |
まとめ
旅行好きな60代夫婦へのプレゼントは、「旅行中」と「旅行後」という時間軸で考えると、より気の利いた贈り物が選べます。
旅行中の快適性を高めるアイテムや、旅の思い出を豊かにするアイテムなど、相手のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。大切なのは、60代夫婦の「まだまだアクティブに楽しみたい」という気持ちを尊重しながら、快適性と上質さを両立したギフトを選ぶこと。
また、モノではなく「体験」を贈るという選択肢も魅力的です。JTB「してね」の体験ギフトなら、質の高い宿泊体験を贈ることができ、計画を立てる楽しみから実際の旅行まで、長く楽しんでもらえるプレゼントになります。この記事を参考に、心に残る素敵なプレゼントを見つけてください。