母の日は、日頃の感謝の気持ちをお母さんに伝える特別な日です。そして、プレゼントと一緒に添えるメッセージカードは、その気持ちを形にする大切な役割を果たします。
ただ、いざ書こうと思っても「どんな言葉を書けばいいのだろう」「照れくさくてなかなか書けない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、母の日に贈るメッセージの書き方のコツや、関係性・シーン別の例文、短くても心に響く一言メッセージまで幅広くご紹介します。
そのままコピーして使うこともできますが、ぜひご自身の言葉にアレンジして、オリジナルのメッセージを作る参考にしてください。
母の日メッセージカードの基本の書き方
お母さまに喜ばれるメッセージカードを書くために、まずは以下のポイントを押さえておきましょう。
- 感謝の気持ちを率直に伝える
- 具体的なエピソードを添える
- できれば手書きで書く
感謝の気持ちを率直に伝える
「いつもありがとう」「感謝しています」などの言葉を必ず入れましょう。
基本的なことですが、とても大切なポイントです。どんなに短いメッセージでも、感謝の気持ちがあれば心に届きます。
具体的なエピソードを添える
具体的なエピソードを盛り込むとさらに気持ちが伝わります。
「あなたの作る料理が大好き」「いつも応援してくれて」など、お母さまの何に感謝しているのかを具体的に伝えることで、より心に響くメッセージになります。
メッセージは手書きで
メッセージカードは手書きにすると、温もりや真心がより伝わります。字を書くことが得意でなくても、一文字一文字丁寧に書けば気持ちは十分伝わります。
【関係性別】母の日メッセージ例文集
実際に使える例文を、贈る相手やシーン別にご紹介します。そのまま使っても良いですが、ぜひ自分の言葉にアレンジしてご使用ください。
- 実母に贈るメッセージ
- 義母に贈るメッセージ
- 夫から妻へ贈るメッセージ
- 祖母に贈るメッセージ例文
実母に贈るメッセージ例文
まずは、実のお母さまに感謝の気持ちを伝える例文をご紹介します。
- 「お母さんへ。いつも私のことを見守ってくれてありがとう。あなたの愛情があるから、今の私がいます。母の日、心から感謝しています」
- 「ママへ。普段はなかなか言えないけれど、本当にありがとう。あなたの手料理は世界一です。これからも元気でいてね」
- 「お母さん、いつも支えてくれてありがとう。大人になった今、あなたの偉大さを実感しています。感謝の気持ちを込めて」
- 「母の日、心から感謝します。毎日家事に仕事に頑張るお母さんが、私の誇りです。いつも本当にありがとう」
- 「お母さんへ。産んでくれて、育ててくれて、いつも味方でいてくれて、本当にありがとう。これからもよろしくね!」
離れて暮らす母親へのメッセージ例文
離れて暮らすお母さまには、近況報告や再会を楽しみにしている気持ちを伝えましょう。
- 「お母さんへ。離れていても、いつも心の支えになってくれてありがとう。また会える日を楽しみにしています」
- 「なかなか会えなくてごめんね。元気にしていますか?今度帰省したときは、たくさんお話しましょう」
- 「いつもありがとう。一人暮らしを始めてから、お母さんのありがたさをより実感しています。電話では伝えきれない感謝を込めて」
- 「遠くにいても、お母さんの優しさをいつも感じています。母の日はどう過ごす予定?また電話で話そうね」
- 「お母さんへ。最近忙しくてあまり連絡できていなくてごめんなさい。元気にしています。プレゼントが届くまで楽しみにしていてね」
義母に贈るメッセージ例文
義理のお母さまには、感謝と敬意を込めた丁寧な言葉遣いが適しています。
- 「お母さまへ。いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます。母の日に感謝の気持ちを込めてプレゼントをお贈りします」
- 「いつも家族のことを考えてくださり、本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします」
- 「お母さんへ。△△さん(夫・妻の名前)と一緒に選んだプレゼントです。日頃の感謝を込めて、母の日のお祝いを」
- 「いつも優しく接していただき、心から感謝しております。お体に気をつけて、これからも元気でお過ごしください」
- 「お母さまへ。家事や料理を教えていただき、本当にありがとうございます。お陰様で家族の笑顔が増えました」
夫から妻へ贈るメッセージ例文
続いては、子どもの母親として日々頑張る妻に、夫の立場から感謝と愛情を伝えるメッセージをご紹介します。
- 「いつも子どもたちのために頑張ってくれてありがとう。あなたのおかげで、家族みんなが笑顔で過ごせています」
- 「子どもたちにとって最高のママでいてくれて感謝しています。これからも一緒に子育て頑張りましょう」
- 「子どもたちからも、『ママ、いつもありがとう』と言っていました。今日はゆっくり休んでください」
- 「仕事も家事も育児も、いつも一生懸命なあなたを尊敬しています。母の日、本当にありがとう。これからも一緒に歩んでいきましょう」
- 「あなたがいてくれるから、この家は幸せであふれています。いつもありがとう。母の日、心から感謝しています」
祖母に贈るメッセージ例文
祖母にメッセージを送る場合は、敬意と親しみを込めた言葉を贈りましょう。特に、健康や長寿を願う言葉を添えると喜ばれます。
- 「大好きなおばあちゃんへ。母の日に感謝を込めて。いつも美味しい料理を作ってくれて、優しい言葉をかけてくれて、本当にありがとう」
- 「おばあちゃんへ。いつも家族のことを第一に考えてくれて感謝しています。長生きして、これからもたくさんの思い出を一緒に作りましょう」
- 「ばあばへ。母の日のプレゼントです。子どもたちもおばあちゃんの作るおやつが大好きと言っています。今度また皆で遊びに行きますね」
- 「いつもにこにこ笑顔のおばあちゃんへ。あなたの笑顔は私たち家族の宝物です。健康第一で、これからも素敵な笑顔を見せてください」
- 「おばあちゃん、いつもありがとう。孫として、あなたの知恵と経験からたくさんのことを学ばせてもらっています。いつまでもお元気で」
一言で伝える短い母の日メッセージ例文
続いては、短くてもインパクトのある、心に響くメッセージ例文をご紹介します。シンプルだからこそ伝わる言葉も多いです。
感謝を伝える一言メッセージ
- 「いつもありがとう、大好きだよ」
- 「母の日に感謝を込めて。いつもありがとう」
- 「あなたの娘(息子)に生まれて幸せです」
- 「お母さんが元気でいることが私の幸せです」
- 「世界一素敵なお母さんへ。ありがとう」
- 「いつも見守ってくれて感謝しています」
- 「お母さんの笑顔が大好きです」
- 「あなたは私の誇りです」
健康を気遣う一言メッセージ
- 「いつまでも元気で長生きしてください」
- 「身体に気をつけて、これからも元気でいてね」
- 「無理せず、たまには休んでくださいね」
- 「お母さんの笑顔が一番です。いつまでも健康で」
- 「これからも家族みんなで幸せに過ごしましょう」
- 「いつまでも若々しく、幸せに暮らしてください」
- 「お体を大切に、これからもよろしくお願いします」
- 「元気が一番!健康第一で過ごしてね」
メッセージカードを彩る工夫とアイデア
母の日に感謝の気持ちを伝える際は、メッセージの内容はもちろん、カードそのものも工夫することで、より喜んでもらえます。
手作りのメッセージカードを贈る際のアイデアを下記にまとめましたので、こちらも参考にしてください。
折り紙でカーネーションを添える
簡単な折り紙でカーネーションを作り、カードに貼り付けると立体的で素敵です。
思い出の写真を使う
親子の思い出の写真を使って、フォトカードを作るのもおすすめです。年代別の写真を並べると成長の記録にもなります。
子どもの絵や手形を入れる
お孫さんがいる場合は、子どもの描いた絵や手形を入れると、より特別な贈り物になります。
押し花を飾る
押し花をカードに添えると、華やかで上品な印象になります。100円ショップなどでも押し花キットが手に入ります。
マスキングテープで装飾する
カラフルなマスキングテープでカードの縁を飾ると、簡単におしゃれなカードが作れます。
手書きでメッセージを書く際の注意点
手書きにて心を込めたメッセージを贈る際は、いくつかのマナーやポイントを押さえておくと安心です。
読みやすい字で
特にお年を召したお母さまには、大きめの文字で読みやすいよう心がけましょう。
誤字脱字に注意
メッセージを書く前に、一度下書きをしておくと安心です。特に普段あまり手書きしない方は、練習してからの清書がおすすめです。
日付を入れる
後から振り返ったときに、いつのメッセージか分かるように日付を入れましょう。「2025年5月11日」といった記載をすれば良いでしょう。
義母への表記
「お義母さん」ではなく「お母さん」「お母さま」と書くのがマナーです。「お義母さん」と書くと距離を感じさせてしまうことがあります。
適切な敬語
特に、義理の母親にメッセージを送る際は、適切な敬語を意識しましょう。「です・ます調」を基本として、「ございます」「いただく」などの丁寧な表現で敬意を伝えてください。
母の日メッセージと一緒に贈りたいプレゼント
最後に、メッセージカードと共に送りたいプレゼントの一例をご紹介します。おしゃれで実用的なプレゼントを探している方は、こちらの記事も併せてご確認ください。





花
カーネーション、バラ、あじさいなど、お母さまの好きな花を選びましょう。花言葉を添えると、より気持ちが伝わります。
スイーツ
母の日限定のケーキや、普段は買わない高級なお菓子も喜ばれます。健康を気遣うお母さまには、低カロリーや自然素材のスイーツも良いでしょう。
実用的なアイテム
ハンカチやエプロン、コスメなど、日常で使えるプレゼントも人気です。選ぶ際は、お母さまの好みや趣味を考慮してください。
体験ギフト
エステやマッサージ、グルメ体験など、「モノ」ではなく「体験」を贈るのも素敵です。忙しいお母さまに、ぜひリラックスできる特別な時間をプレゼントしましょう。
JTB「してね」なら、大切な人に感動体験を贈れる
JTB「してね」は、以下のような特徴を持った体験型のギフト券サービスです。
- 商品は贈る側が選ぶ
- 紙ベースのメッセージカードと一緒にギフト券が届く
- 全国各地の商品がラインナップされている
- 受取側は追加代金不要で利用できる(休前日を除く)
ギフト券の内容を贈る側が選ぶことで、「前から行きたいと言っていた沖縄のホテルを結婚祝いとしてプレゼント」など、相手に想いを込めたギフトが可能となります。
購入自体はデジタルで気軽にできる一方、贈り先には以下のような紙ベースのギフト券とメッセージカードが届くため、感謝の想いを「形」で伝えられる点も、「してね」の大きな特徴です。
商品ラインナップは全都道府県を網羅しているためお住まいのエリアを選ばずに利用でき、半年間の有効期限の中で受取側の都合で利用日が選べます。
また、旅行プランであっても季節による料金変動の影響を受けず、追加料金なしで利用できる(休前日を除く)点も、大きなポイントです。
「してね」の詳細や利用方法は、こちらの記事でご確認ください。

まとめ
母の日は、普段言葉にできない「ありがとう」の気持ちを伝える絶好の機会です。短い言葉でも、手書きのメッセージカードに心を込めれば、きっとお母さまに伝わります。
大切なのは形式ではなく、感謝の気持ちを素直に表現すること。母の日に、ぜひあなたの言葉で「ありがとう」を伝えてください。